年に1度の優秀社員発表会!この時の経費は何扱い?

社員を表彰

社員を表彰する

若い会社であれば、社員の頑張りを目に見える形で褒めてあげることが、特に若い社員に対して大きなモチベーションになります。大手のIT企業でよく見られますが、1年の終わりに渋谷あたりのレストランを貸切、その1年で最も頑張った社員をはじめ、数名の優秀な社員を表彰することが恒例となっている企業もあります。

会社の目的は営業成績をあげること。何よりも社員のモチベーションは重要です。最も優秀だった営業社員だけを集めて慰労会を開催する会社もあるでしょう。

表彰することと経費の関係

ここで経費の話をしましょう。

接待交際費という費目をご存知かと思います。この接待交際費は、よく聞かれる一方で、節税対策には条件がつけられています。つまり、全額を節税対策の経費に認められていないのです。

上場企業であれば、接待交際費は50%しか認められませんし、中小企業であれば年間800万円しか認められません。これら条件がある以上、接待交際費ではない経費に計上できるのであればそれにこしたことはありません。

経理担当者なら、会議費や福利厚生費、研修費など、「接待交際費ではなく、こちらの経費にしたい」と思うこともあります。その方が節税につながるからです。もちろん、それらに相応しい支出しか認められないことは言うまでもありません。

例えば、先の例のとおり、社員の頑張りを称える慰労会で、優秀な営業成績だった社員を会場までリムジンで送り迎えする演出をしたとします。このリムジン代は、とても豪華ですね。とても福利厚生費には該当しません。接待交際費あたりに計上することになるでしょう。

また、社員に商品券を配ったとします。優秀な営業に10万円、そのほかの優秀社員に5万円の商品券を配りました。この商品券代は、何の費用になるのでしょうか。接待交際費ではありません。給与として計上することになるでしょう。

商品券を配ると給与に該当するので、社員には税負担が発生します。なぜなら所得になるからです。少ない金額なので税負担で人生が狂うようなことにはなりませんが、何かすっきりしません。

社員に褒美を与えるなら、商品券などの給与に該当するものではなく、例えば、ハワイへの研修旅行に行かせるなどの方法も考えられます。この費用は、研修費に計上できそうです。社員に税負担を与えることなく、社員もハワイに行けて喜びますし、研修することで社員がますます成長することで会社にも2重の喜びが発生します。

編集部 担当デスク C