節税対策を考える前に経理を理解しよう

経理について勉強する

経理の専門家というと・・・

経理と聞くと苦手意識を持つ人がおおいです。特に、営業や開発など間接部門から距離のある仕事を続けている人に見られる傾向です。たしかに特別な知識が必要ですし、専門家に任せたい仕事であることも事実です。

経理のプロと聞くと、真っ先に思い出されるのが公認会計士です。公認会計士は会計分野のプロであり、その中に経理と言う仕事が入ります。公認会計士が自ら経理の仕事をすることは稀でしょうが、経理の仕組みを考えたり、問題点を見つけ出したりして、正しい会計処理が行われることを指導できるのです。そして、正確な経理業務から導き出された数字に基づく財務諸表を作成します。財務諸表に対してコミットメントできるのも公認会計士の特徴です。

公認会計士の他にも税理士がいます。税理士は経理の仕組みに精通していますが、得意分野は税金の計算です。会社であれば法人税、個人であれば所得税や相続税などが絡んできます。

いずれにしても、会社における経理とは、財務諸表を作成し、正しい税金を計算するためのもとになる仕組みのことです。

ですから、経理の仕組みが間違っていたり、簡単に不正が行えたりする仕組みだと、そこから作られた財務諸表の信頼性が損なわれます。そして、計算して導き出された税金が間違っていることにもなりかねません。当然、払うべき税金を払っていなければペナルティーを受けます。

経理は情報の適切な処理

経理は、とにかく正しい情報を集め、適切に記録することが大切です。

正しい情報を集めるとは、きちんと領収書を揃えるという事です。飲食代として領収書をもらってきたとしたら、その領収書には誰と会食をもったのか、きちんと記録しなければいけません。

税務署が調査に入った時、なぜその領収書が経費として認められるのか、別の言い方をすると、その支出が本当に会社の経営に必要な支出なのかどうかを、きちんと説明できなければなりません。説明するといっても口頭で説明するだけでは不十分です。証拠となる書面と一緒に説明できることが求められます。

お金の流れ = 経営 ≒ 経理

経理は、会社のお金が流れる部門です。営業が稼いだ売り上げも、開発部門が費やした人件費も、全てのお金の流れが経理部を通ります。つまり、経理を見ていると会社というものが、見えてくるのです。それくらい、お金の流れは会社の経営実態を反映しているのです。

経理を勉強することは、経営を勉強することと同じだと言う人もいます。

編集部 担当デスク B