従業員の頑張りには家族の理解があってこそ。そんな時の経費負担の考え方

家族

社員の頑張りの向こう側

会社が成長するためには、従業員の頑張りが欠かせません。1年目は右も左も分からなかった新入社員も、2年目3年目になるにつれ、会社の大きな戦力になっていきます。

そんな戦力となる社員は、会社のサポートも必要ですが、家族や友人のサポートあってこその人生です。とりわけ家族から受けるサポートは、社員の人生にとっても大きな比重を占めるでしょう。

会社を経営する立場になると、社員の頑張りを通じて、その向こう側に見えるご家族の姿が見えてくることがあります。会社で嫌な事があった時に家庭で家族に支えられることは、社員にとって大きな心の支えになるでしょう。そして、その社員がまた、会社に出社し、頑張って仕事をしてくれるのです。

会社にとって社員が大切なのと同じように、会社にとって社員のご家族は、感謝すべき対象になります。そのような事もあり、家族を連れて参加できるイベントを開催する会社もあります。

感謝する家族含めてのイベント

とある会社は、社員の家族を呼んだパーティーを開催しました。河川敷で開催するバーベキューパーティーです。お昼ころに集まり夕方まで楽しい会話を弾ませながら、社員も家族サービスができたと喜んでくれます。

このバーベキューパーティーのように、社員同士の交流を深めると同時に、社員のご家族にも日ごろの感謝を込めてバーベキューに参加いただく試みは、経理の観点から考えると、どの様に処理できるのでしょうか。

家族分も福利厚生費として経費に

バーベキューを開催した費用は、食べ物代やバーベキュー器具など一式のレンタル代、バーベキュー会場に支払った場所代などになります。当然、社員全員に声をかけたので福利厚生費で処理できそうです。では、社員のご家族の分も福利厚生費として経費にできるのでしょうか。

答えはYesです。

もちろんケースバイケースになりますので、諸条件は税理士の先生に相談いただく方がいいです。一般的な回答は、金額がそれほど大きくもないので、福利厚生費にご家族の分も含めてしまうことが多いのです。

ご家族の分を福利厚生費に含められない事例としては、例えば、社員ご家族をディズニーランドに招待した時です。1人あたりそこそこの金額になりますし、何よりも、社員とご家族の費用を明確に分けることが可能です。このような場合は、ご家族の分はその社員が負担することになります。

以上のように、福利厚生費に含めるか含めないかは、費用を社員とご家族とに分けられるのか、もしくは金額が大きいのか小さいのか、などのポイントで判断することになります。

編集部 担当デスク C