おめでたい誕生日!みんなでお祝いするためのケーキは経費になる?

誕生日ケーキ

これって経費になる?~社員のお誕生日パーティーを社内で開催~

社員のお誕生日パーティーを社内で開催することにしました。仕事が終わってから小1時間ほど時間をとり、そこに大きなケーキと飲み物を用意しました。ケーキは20人で食べられるように、500円のケーキを20個。1万円ほどです。飲み物は1人100円ほどなので、たいした金額ではありません。

このケーキ1万円は経費になると思いますか。

経費にならないと思った方の考える理由は、そんな事をいちいち経費に認めていたら簡単に節税できちゃうじゃないか、というものかもしれません。

答えはYesなんです。経費に認められます。

それも、福利厚生費として処理されます。その点が1つの特徴です。自社の従業員に向けてのケーキですから、当然と言えば当然の処理方法です。

もし、取引先企業の社員の誕生日にケーキを渡したら接待交際費で処理することになります。

これって経費になる?~取引先の関係者の合格祝い~

ちょっと分かりづらい経費の話を続けましょう。

取引先の関係者のご子息が有名大学に合格しました。最近はあまりないかもしれませんが、こういう時に合格祝いを渡す行為は日本の習慣の1つです。では、この合格祝いが経費になるのかどうか。

答えはYesです。

取引先との良好な関係を維持するために会社が支払うお金です。したがって接待交際費になるのです。もちろん、高額な合格祝いは問題があります。

高額な合格祝いは、もらった方に税金の負担が大きくなります。一番いい方法は、会社の規定で金額を決めてしまう事です。そうすれば、税務調査が入った時に、その額の妥当性を説明しやすくなります。

じゃあ”社員に合格祝い”はどうなる?

では、合格祝いを自分の会社の社員に渡した場合はどうでしょうか。こんな支出が経費に認められたら、どんどん節税できてしまいますよね。でも、それでいいのです。なぜなら、企業が合格祝いとして支払ったことで節税できても、もらった社員にとっては収入になるので社員が税金を払うことになるからです。

社員に合格祝いを支払うことは、給与を渡すことと同じになるのです。結果、会社は税金を納めなくて済む分、もらった社員が所得税を支払うので、差し引きゼロということになります。

当然、何でもかんでも接待交際費として節税が実現するわけではありません。節税するにも条件があります。

資本金1億円以上の大企業の場合は、その50%しか損金として認められません。中小企業になると条件は変わり、1年間で800万円の接待交際費が認められます。

編集部 担当デスク C