節税の基礎体力!ビジネスパーソンなら知っておきたい簿記

簿記の計算

お金についての勉強をしない日本

日本の学校ではあまりお金について勉強しないのは何故でしょうか。投資、経営、簿記など、知っておくと実生活でとても役に立つ知識は、大学の専門分野として学ぶか、社会人になってから実地で身につける人が多そうです。親から学ぶ人もいるかもしれませんね。

簿記って何ですか?

そんな大人になってから、特にビジネスパーソンにとって役に立つ知識。今日は、簿記にスポットライトを当ててみたいと思います。

「簿記ってなんですか?」

こう聞かれた時、私はこのように答えます。

「お金の流れを記録する方法」

会社では、いろいろな種類のお金が行きかいます。もちろんお金に色がついているわけではありませんから、人件費や設備投資資金など、いろいろな種類があるという事です。

簿記の例1~売上~

とてもシンプルな簿記の仕組みを紹介します。この表現の仕方を「仕訳」と呼びます。

現金 20,000円 / 売上 20,000円

この仕訳が意味することは、商品やサービスを提供することで現金20,000円を手にしたということです。では、これはどうでしょうか。

売掛金 20,000円 / 売上 20,000円

この仕訳は最初の仕訳と何が違うでしょうか。そうです、最初は現金だった場所に、売掛金と言う会計用語が使われています。この売掛金は、まだ現金を回収していないという事を表しています。つまり、翌月に現金が支払われるまで、忘れないように売掛金と言う会計用語を使って記録しておくのです。現金は動いていませんが、将来、現金を手にすることができる、という事をしっかり記録したという意味で、現金の流れをきちんと伝えてくれます。

このように、簿記は、仕訳の連続によって成り立っています。会社では、日々の取引を仕訳で記録します。その記録を月末にまとめる事で、試算表や月次決算を実現しているのです。

簿記の例2~モノの売り買い~

こんな仕訳はどうでしょうか。

商品 15,000円 / 現金 15,000円

商品と言う用語から、物を買ったのか売ったのかが想像できると思います。この場合は、簿記のルールだと思って暗記してもらうしかありませんが、左に資産項目が記載され場合は、会社に物が入ってきたと覚えてください。逆に資産項目が右に記載された場合は、会社から物が出て行ったことを表します。

現金 30,000円 / 商品 30,000円

この仕訳が表しているのは、資産が右側に記載されていますので商品が出て行った。つまり、物を売って現金を手にしたことが分かるのです。現金も資産です。

仕訳が分かれば会計ソフトが簡単に使えるようになります。そうすると、会計ソフトから管理帳票を出力することができるようになり、経営の幅が広がるでしょう。

編集部 担当デスク C