【節税対策の肝】見方か?敵か?税務署を知らなければ!

【節税対策の肝】見方か?敵か?税務署を知らなければ!

馴染みの薄い税務所

税務署と聞いてイメージすることは何でしょうか。一般のサラリーマンや学生にとっては「税金の計算をしている役所」くらいにしかイメージできないのではないでしょうか。

税務署は、個人事業主になったり、会社を立ち上げたりした時に初めて身近に感じます。特に、自分で確定申告する人は毎年2月中旬から3月中旬の間に税務署へ出かけます。この時が税務署を最も身近に感じる時でしょう。

そんな得体のしれない税務署は、みなさんの税金を計算し、正しく税金を徴収する役所です。そのため、税金逃れをしている個人や法人がいないか常に目を光らせる存在でもあります。そのことが、税務署に対する距離感を感じる原因になるのだと思います。つまり、警察と同じように、自分が何も悪いことをしていなければ恐れることありませんが、なんだか疑いの目で見られているような気がして接しにくいと感じる人もいるのではないでしょうか。

税務所とは

税務署について解説してみます。

国税庁と言う組織があります。この国税庁の下には、3つの組織があります。

・国税局
・税務大学
・国税不服審判所

中でも、国税局が要。国税局の下に日本全国500を超える税務署がぶら下がっています。ちなみに、国税庁というのは財務省の外局にあたります。頂点は財務省と考えていいでしょう。

税務所の組織

国税局にぶら下がる税務署には、いろいろな組織があります。

所得税申告や、個人事業主の消費税などの相談を受け調査をする「個人課税部門」。法人税や法人の消費税、源泉所得税、などの窓口となる「法人課税部門」。酒税専門の「酒類指導官」。相続税や贈与税などの窓口となる「資産課税部門」などがあります。

税務大学というのは、あまり聞きなれない名前でしょう。それもそのはず、税務署に採用された人が通う大学だからです。大学と言う名前がついているので受験勉強して入るように感じますが、そうではありません。あくまでも税務署に採用された人が通う大学で、財務書の社員研修施設のようなものと言って間違いじゃありません。年間1万人ほどが学んでいると言われています。この大学で、税金のプロが養成されているのです。

税務署と税理士の関係は濃密です。なぜなら、税務署OBには、一定の条件を満たすことで、税理士試験を受験することなく税理士資格を取得できる制度があるからです。そのため、税理士の中には、税務署OBと税理士試験に合格した税理士の2タイプがいるのです。

編集部 担当デスク B